FAXイメージ写真

ネットFAXサービスは、IP方式より電話回線方式がよい

「全部タダじゃないけど、出来るだけゼロ円に近い菜園起業のためのIT活用術」連載の最初は、

ネットFAXのお話から始めます。

そもそも、僕とFAXの付き合いは古く、インターネットが普及する前から、
「FAXメール」と言うのを発行していました。

マスコミに載ったら売れる?載らなかったらどうするの?
自分で新聞作っちゃえばいいじゃん

と言う安直(?)な発想で始めたFAX1-2枚程度の
簡単な「新聞」で、

近況報告を自分のサービスの会員や知り合いの人達に配信していました。

この頃は、FAXの「一斉同送機能」がついているプリンタを使い、
ISDN回線で配信していたと思います。

もうどちらも「死語」かもしれませんが・・・

その後、ネット時代になって、「自前の新聞」の方も、「メルマガ」になりましたが、
FAXとのご縁は続きました。

農業関係だと、農家さんや飲食店さんが、ネットをやっていない、
受発注の情報は、FAXで届いた方がわかりやすいと言う人もまだまだ多かったせいです。

徐々にFAXの比重は低下していますが、
農業・食関係では必要になる場面も存在しています。

ただ、FAX機を置くとかさばるし、そのために電話回線を引くと言うのも
コストがもったいないので、ネットFAXサービス、

つまり、パソコンで文書を作成して、ブラウザで送信してくれるサービス
こういうものに加入するようになりました。

そして、いろいろ試してみた結果、ネットFAXサービスは、
バックボーンが「電話回線」になっているものの方がよいと言う結論に
至ったわけです。

実はネットFAXサービスは、二通りに分かれます。
一つは文字通りネットでFAXを送信しているもの。
この種のサービスは、IP方式を使ってFAXのデータを送り、
受け手のFAX受信機の側で「紙」に印刷出来る情報に変換しています。

そして、問題はここで発生します。
そもそも、FAX受信機は、電話回線で送られてきたデータを
紙に印刷出来る情報に変換しており、
「情報を印刷物に変える」と言う点ではパソコンのプリンタと
変わらないはずです。

だから、情報がIP方式で送られてきても問題は生じないはずなのですが、
実際には、「相性」があるらしく、
ネットFAXで送ったものが、農家さんや飲食店さんが受信できないと言う問題が
しばしば発生しました。

そこで、注目したのが、もう一つの方式。
こちらは、単にネットのブラウザ~インターネット・エクスプローラーとか、
クロームとかと言う「アレ」の事ですが、

そのブラウザ上で操作をしているだけで、
実際は電話回線を使ってデータを送っています。

あるネットFAXの提供会社に電話を掛けて、
問い合わせたところ、
回線が光ファイバーになっているだけで、
情報そのものは電話回線の中を流れる形式になっている
とのお返事がありました。

そこでこの会社のサービスを使うことにしたわけです。
使いだして、すぐに、農家さんや飲食店さんに「ちゃんと」FAXが届いている事が
確認できました。

以後ずっとこの会社のサービスを利用しています。

IP方式の場合、「電話を掛けていない」ので価格は安くなります。
場合によっては、月会費「ゼロ円」のサービスもあるでしょう。
しかし、「今だにFAXを使っている人たち」、
言わば「旧来型」のサービス愛好者の人たちの手元に届かないのでは
なんにもなりません。

電話回線方式のサービスでは、「電話回線の専有費用」として、
月会費がかかります。

これは言ってみれば「旧来型」の人たちと付き合う付き合い料だと言えるでしょう。

古い世界と新しい世界が混在する農業の世界、
「全部タダじゃないけど、出来るだけゼロ円に近い」
のタダじゃない部分は、

新旧両方の世界をつないでいくビジネスの必要経費なのです。

ところで、ご紹介したネットFAX会社はこちらです。
http://www.toones.jp/