外向きと内向き、紙とネットで使うアプリが変わる

クラウドのイメージ写真

現在のところ、菜園クラブでは、
外部に出す紙媒体の資料、

お客様へのご連絡のお手紙にしても、
チラシにしてもですが、

そういうものは、「LibreOffice」で作成し、

内部のメモや議事録のようなものは、「G-suite」を使っている事が多いようです。

また、例えば、地元野菜宅配サービス・野菜のマイクロマーケットでの野菜の受発注のような
事は、「G-suite」で行っています。

同じ紙媒体でも、納品書のようなものは、「G-suite」で作成しています。

なぜこうなるかと言うと、「LibreOffice」と「G-suite」の間には、
一つには、「『紙』の資料のレイアウト」についての得手・不得手、
もう一つには、共有のしやすさと言う違いがあるからです。

「LibreOffice」はパソコンの中で動くソフトウェアで、出来上がったファイルをクラウドに保存することも出来ます。
一方、「G-suite」はクラウドの中で動作し、出来たファイルをパソコンに保存したり、印刷したりすることも出来ます。

つまり、2つのソフトは、パソコンの中で動くか、クラウドで動いているのかと言う違いがあるわけです。
現在、ネットの通信速度がかなり早くなり、クラウドで動く「G-suite」もあまり「遅さ」を感じさせません。
しかし、「文字」のフォントはあまり選べませんし、細かいレイアウトのものを作ろうとすると、もどかしさを感じる場合があります。

では「LibreOffice」はと言うと、フォントを買ってきて、パソコンにインストールしてしまえば、自分の好きなフォントを使って
チラシを作る事が出来ますし、細かいレイアウトも「G-suite」より指定しやすくなっています。

お客様を始めとして、「外部の人」に紙で見せる資料を作るには、「G-suite」より「LibreOffice」の方が向いていると言えます。

しかし、共有のしやすさと言う点では、初めからクラウドで動いている「G-suite」の方に軍配があがります。
「内部」で紙を使わず、クラウドで見てもらえばよい資料なら、あまりフォントやレイアウトにこだわらなくても良いですし、
むしろ、作ったファイルを共有しやすい「G-suite」を用いた方が「LibreOffice」より効率良く作業を進められます。

このように、クラウドで動くソフト、パソコンの中で動くソフト(クラウドに対して「スタンドアロン」と言います)の
どちらを用いた方がよいのかと言う問題は、

内向けなのか、外向けなのか、紙媒体を作るためなのか、ネットで見てもらえばよいものを作ろうとしているのか
で変わってくるのではないか。

菜園クラブでの経験から、このような事が言えると思います。

次回より、両者の特性を活かした菜園起業における活用法について述べていきたいと思います。

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